新型コロナで結婚式はどうするのがベスト?時期や対策など詳しく!
新型コロナウイルスの影響が続く状況で、結婚式を控えた新郎新婦の皆さんの不安や心配も大きなものと思います。
検査・医療体制を整えながら、少しずつ経済活動が再開されていますが、結婚式の開催についてはどのように考えるべきでしょうか。
今回は、結婚式を予定・検討しているカップルに向けて、コロナ禍での結婚式の現状と対策についてお話します。
安心で安全な結婚式を挙げるにはどうすればよいか、一緒に考えてみましょう。
コロナ禍で結婚式はどうする?現状と最適な時期を考えよう
2020年春から拡大している新型コロナウイルス感染症。
政府による緊急事態宣言は解除となり、2020年9月にはGo Toトラベルキャンペーン、10月からGo Toイートキャンペーンも始まって、経済活動の再開が進められています。
このような状況を受け、結婚式については「十分な感染対策をとりつつ実施する」という選択をされる方も増えてきています。
結婚準備サイト「ハナユメ」が2020年8月に行ったアンケートによると、今年の9~12月に予定している結婚式について、37.2%の方が「予定通り実施する」と答えています。
しかし、「延期」は30.0%、「キャンセル」は8.2%、「まだ迷っている」という方も24.7%。
第2派、第3派の懸念や、終息の兆しが見えない中で、どのようにしたらよいのか悩んでいる方や延期・再延期を検討される方も多いということがうかがえます。
結婚式の延期を考えているカップルの中では、2021年の5月以降に延期したいと考えている方が多いようです。
ハナユメの同調査によると、延期の時期は「2021年5月以降」が54.0%と半数を超え、続いて「2021年3月~4月」が24.3%という結果になっています。
新型コロナウイルスの影響が終息に向かっていくことを願うばかりです。
今の結婚式は準備段階でもコロナ対策がされている!
「新しい生活様式」が定着してきた現在、感染対策を徹底しながら結婚式を実施する方も増えています。
感染対策は、結婚式の準備段階から徹底!
式場見学や相談会、ブライダルフェアをオンラインで開催する結婚式場も登場しています。
人との接触がないので感染のリスクもありません。
会場まで直接足を運ばなくても参加でき、拘束時間も短時間で済むことから、忙しいカップルにはかえって好評という意見もあるほど。
もちろん、消毒や人数制限を徹底したうえでの現地見学も可能ですので、自分たちの考え方や都合に合わせて選んでいただけます。
両家の顔合わせについても感染リスクを考えてこんな対応をされているようです。
- オンラインでの顔合わせに変更
- 時間を短縮した
- 食事を省いて挨拶と歓談のみにした
感染リスクをできるだけ抑えながら、現状の中でできることから準備を進めていきましょう。
コロナ禍での結婚式準備については、こちらでもご紹介していますのでぜひご覧ください。
結婚式はいつできる? 新型コロナウイルスとともに考える結婚式の形
※こちらは2020年6月に公開したコラムです。
当日の感染対策やコロナ禍での結婚式スタイルも知っておこう
もちろん、結婚式当日の感染対策も万全!
コロナ禍の結婚式では、このような取り組みや工夫がなされています。
当日の感染対策をしっかりと
会場内や出入口に消毒液を設置し、ゲストへはマスクやフェイスシールドを配布。
式場スタッフのマスク着用や体調チェックも行っています。
時間を決めて、こまめに式場内を消毒するなどの対策も。
新郎新婦やゲストが安心して参加できる環境づくりを徹底しています。
少人数制や2部制のパーティに
たくさんのゲストが密集しないように、お呼びするゲストは少人数にする傾向となっています。
お呼びできなかった方々はオンラインで参加してもらう、というのも今どきの方法ですね。
広めの会場を手配し、座席の間は間隔をあけて、ゲスト同士が向かい合わないように配置します。
親族のみでの会食の後、友人を招いた披露宴を行うなど2部制のパーティにすれば、祖父母など高齢のゲストがたくさんの人と接することも防げて安心です。
フォトウエディング
ウエディングドレスとタキシードでウエディングフォトを撮影する、写真のみのスタイルの結婚式。
ふたりだけの結婚式でもいいですし、家族との記念撮影や挙式、食事会を一緒に行っても良いでしょう。
少人数で行うことができるので、密を避けて感染リスクを減らせます。
ビュッフェではなくコース料理を提供
ビュッフェ形式では、たくさんの人が集まったり、同じトングを使用したりとどうしても接触の機会が増え、感染リスクがぬぐえません。
コロナ禍では結婚式の食事はビュッフェ形式を避け、コース料理で提供しましょう。
ゲストの人数を絞った分、料理をランクアップするのも喜ばれるでしょう。
コロナ禍で結婚式はどうするべきか、感染対策も考慮して検討しよう
新型コロナウイルスの影響が続いていますが、少しずつ経済活動も再開しています。
結婚式についても感染対策を徹底しながら実施する、という選択をされる方も増えてきています。
一方「再度延期する」、「まだ迷っている」というカップルも。
結婚式の延期については、2021年5月以降にしようと考えている方が半数以上となっています。
結婚式場では結婚式当日はもちろん、打ち合わせや準備の段階から感染対策を徹底。
会場見学やブライダルフェアもオンラインの体制を整えている会場が増えています。
当日も政府の提言する「新しい生活様式」を心がけながら、安全な結婚式になるように努力しています。