新婦が妊婦さんでも結婚式はできる?気をつけたいポイントも
結婚式の準備は結婚が決まってから結婚式を挙げるまで、一般的に平均1年程度かかることが多く、
「その間におめでた!」なんてことも。
今や結婚式をするカップルの「4組に1組」はマタニティウエディングと言われ、
妊娠中の結婚式もそう珍しくはありません。
でも、体調が不安定な妊娠中の結婚式は何かと不安もありますよね。
今回はマタニティウエディングを安心して行うために気を付けたいポイントをご紹介。
妊娠中に結婚式を行った新婦さんの体験談もご紹介します。
新婦が妊婦の場合に結婚式の準備で気を付けたいこと
妊娠中はとにかく疲れやすいです。
「つわりやむくみ」などで思ったように動けなくなってしまう方もいます。
何よりもまず、体調を気にかけながら式の準備を進めるようにしましょう。
結婚式の時期と結婚式場選び
妊娠中に結婚式を行う場合、約8割の方が妊娠5~8ヵ月頃に行っています。
妊娠初期は「つわり」など体調が安定しないことが多く、逆に臨月近くもお腹が大きくなり大変です。
妊娠中の新婦が結婚式を行う場合は妊娠初期・後期を避けて、安定期を選ぶようにしましょう。
結婚式会場を探すためブライダルフェアに参加することもあると思います。
内容にもよりますが、ブライダルフェアは1件参加するのにおよそ2~3時間程度かかります。
カップルによっては結婚式場を決めるまでに5ヵ所以上のブライダルフェアに参加する方も。
できれば事前にふたりで話し合って、会場を決めるにあたっての「これだけは譲れない」内容を決めておくとスムーズに選ぶことができますよ。
また、結婚式会場では挙式会場から披露宴会場への移動が必要な場合もあります。
両方を同じ建物内でできる会場を選ぶと、移動の手間がなく、体の負担も少ないため当日も安心。
マタニティウエディングをするなら結婚式会場を決める見学ポイントの一つです。
そして、結婚式場を決めた後は、結婚式まで数回、結婚式の内容を決める打合せがあります。
妊娠中に何度も打ち合わせをするのは大変なもの。体調に応じて回数を調整してくれる式場もあるので、遠慮なく相談してみてください。
新婦のあこがれ!ウエディングドレス選び
新婦にとってウエディングドレスは結婚式の中でも重要なポイントの一つ!
妊娠中でも、とびきり素敵なドレスを着たいものです。
残念ながら、妊婦に向かないドレスラインもあります。
体のラインにぴったりとフィットするマーメイドラインやスレンダーラインのドレスは、
妊娠初期などお腹が目立たない時期でない限り避けた方が無難です。
スカートがふんわりと膨らむプリンセスライン、ウエストから裾に向かって広がるAラインなどのデザインなら妊娠中のお腹の大きさも目立たず、可愛らしい花嫁さんになれること間違いなし!
胸下から切り替えがあるエンパイアラインのドレスもお腹の締め付けがなくオススメです。
ドレスを選ぶ際に注意したいのは、結婚式当日。試着時よりもお腹が大きくなっているということ。
元々バストが大きい方は、お腹だけではなくバストもサイズアップする可能性があります。
背中がビスチェタイプになっていて、ある程度調節ができるものを選ぶと安心ですね。
着せてもらえるとはいえ、何着もドレスを試着することは意外と体力を使います。
妊娠中だとなおさら大変なので、あらかじめ希望のラインをイメージしてから選ぶと良いでしょう。
妊娠中にブライダルエステは受けてもいいの?
「人生で一番キレイな私で結婚式をしたい!」と、結婚式までにブライダルエステを受けたい方もいると思いますが、妊娠中は受けられるエステの施術が限られてしまいます。
そのような花嫁さんは、妊娠中でも受けられる「マタニティ専門のブライダルエステ」に行ってみてはいかがでしょうか。
妊婦でも受けられるエステメニューがあるので、安心して施術を受けることができます。
出産後は育児で忙しく、ゆっくりエステに通う時間をとるのも難しくなってしまうかもしれません。
せっかくの結婚式、じっくり時間をかけて自分磨きをするのも楽しいものです。
いそがしい結婚式準備や妊娠中のストレス解消にもなりますよ!
結婚式当日は新婦の急な体調の変化に気を付けて
安定期を選んでいたとしても、何があるかわからないのが妊娠中です。
結婚式当日は体に負担のない演出や余裕を持ったスケジュールで、無理をしないように気を付けましょう。
お色直しが多かったり、長時間立ちっぱなしになったりしてしまうような演出は避けたいですね。
ドレスは肩が出るデザインのものが多いので、式場での寒さ対策も必要です。
ウエディングドレス用のショールやケープもあるので、ドレスショップに確認してみましょう。
それでも途中で疲れてしまったり、お腹が張ってきてしまったりした時は我慢をしないですぐにスタッフさんに伝えてくださいね!
少しでも「調子が悪いな」と思ったら、早めに休憩をとることが大切です。
また、披露宴でのお料理が美味しくても、普段着慣れないドレスで食べすぎるとお腹が苦しくなってしまうので要注意。
途中でお腹が空いてしまわないように、結婚式が始まる前に軽食をつまんでおくと良いでしょう。
妊娠中の結婚式の準備には新郎の協力が不可欠!
結婚式までに行わなくてはいけない準備や決めなくてはいけないことはたくさんあります。
親御様とのご挨拶や結婚式場を決めてからがまた大変。
・招待ゲストを誰にするか決める
・招待状作成
・座席決め
・食事の内容を決める
・引き出物選び
・席次表や席札の準備
・ウェルカムボード作り
・BGM選び
・演出の内容を決める……などなど
妊娠中の準備では思うように体が動かなかったりすぐ疲れてしまったりするので、普段以上にパートナーの協力が必要です。
結婚式当日までの様々な打ち合わせの連絡先を新郎にしておくなど、妊娠中の新婦の負担を少しでも減らしてあげられるよう、相談しながら積極的にフォローしてもらいしょう。
ペーパー類やウェルカムボードなどは思いきって専門のお店に頼んだり、友人にお願いするのも一つの方法です。
妊娠中に結婚式を挙げた新婦さんの体験談
体調やお腹の赤ちゃんのことを考えると妊娠中に結婚式をするべきか迷ってしまいますが、実際に妊娠中に結婚式を行ったほとんどの方は「やってよかった!」とおっしゃっています。
実際に妊娠中に結婚式を挙げた新婦さんの体験談をご紹介します!
妊娠中に結婚式を挙げてよかったこと
・自分のお腹に赤ちゃんの命を宿しながら迎える結婚式はとても感動的でした。家族や友人のありがたみを実感し、いっそう感謝の気持ちが高まりました。(妊娠5ヵ月で結婚式)
・妊娠中に結婚式をするか産後に赤ちゃんと一緒にするか迷いましたが、産後は予想以上に大変で、
子どもが生まれる前に結婚式を挙げておいて良かったなと思いました。
子どもが1歳頃には2人目を妊娠していたので、「産後に…」と思っていたら結婚式はできていなかったですね。(妊娠7ヵ月で結婚式)
妊娠中の結婚式で大変だったこと
・お腹が大きくなっても大丈夫なドレスを選んだつもりが、思った以上にお腹が大きくなってしまい、結婚式の1週間前に慌ててドレスを変更しました。
とっても気に入っていたドレスだったので少し残念でしたが、マタニティ用のドレスもかわいいものがたくさんあって安心しました。(妊娠6ヵ月で結婚式)
・つわりで体調が悪かったので、式場との打ち合わせは最短回数で行ってもらいました。
ペーパーアイテムなども手作りにあこがれていましたが、すっぱり諦めました!(妊娠5ヵ月で結婚式)
妊婦の新婦さんも体調に気を付けて結婚式を楽しもう♪
妊娠中の結婚式、結婚式準備で気を付けたいことは何よりも新婦の体調です。
パートナーの協力を得ながら、新婦の体とお腹の赤ちゃんにできるだけ負担を少なく無理をしなくてもすむよう、結婚式の時期や会場、演出内容やドレスを決めるようにしましょう。
事前に優先順位を決め、希望内容の候補を絞ってから選ぶようにするとスムーズに決められます。
新婦の体調が悪い時は新郎がしっかりフォローしてあげてくださいね!
無理をせず余裕を持った準備と演出で、素敵なマタニティウエディングを実現しましょう!
マタニティウェディングを考えているプレ花さんには参考になりましたでしょうか?
私たちスタイルズが展開する岡山の結婚式場「THE STYLE」、名古屋の結婚式場「ラソールガーデン名古屋」、京都の結婚式場「KIYOMIZU京都東山」は、ミキハウス子育て総研が認定するウェルカムベビーの結婚式場。
ぜひ、パパママ婚の結婚式会場候補の1つとして検討してみてくださいね!