ウエディングドレスの生地の種類をご紹介!生地選びのポイントも
こんにちは! 全国にウエディングステージを展開する「スタイルズ」です。
ウエディングドレスはデザインやディティールにこだわるのはもちろん、使われている生地にもぜひこだわってみてください!
生地の種類によってウエディングドレスのシルエットやスカートの質感・ドレープ感などが大きく変化するので、印象がとっても変わるんですよ。
今回のコラムでは、ウエディングドレスによく使われる生地の種類を紹介。
それぞれの生地の特徴や、どんなウエディングドレスに使われていてどんなイメージの花嫁になるのかお話ししますね。
ウエディングドレスの生地を選ぶポイントなどもあわせてお伝えします。
ウエディングドレスの主な生地の種類
ウエディングドレスの生地と言われて思い浮かぶのは、やっぱり上品なシルク? ゴージャスなサテン? それともふんわり軽やかなチュール?
ウエディングドレスでよく使われる6種類の生地を紹介します。
①シルク(絹)
シルクは蚕(かいこ)の繭(まゆ)から紡ぐ天然素材。
日本語でいう「絹」で、ウエディングドレスでは定番の高級素材です。
美しい光沢としなやかなハリ感、上品な質感が特徴で、憧れの花嫁姿を演出してくれるでしょう。
シルク素材にはいくつか種類があるのですが、その中でも最高級のシルクといわれているのが「ミカドシルク」です。
独特の光沢があり、重厚感のあるハリが高級感をさらにランクアップ。
どんなシルエットのウエディングドレスにも似合いますが、なかでもクラシカルで上品なイメージのドレスに良く似合うでしょう。
②サテン
光沢感とツヤ感の強いサテン。
実は素材の名前ではなく、繻子織(しゅすおり)という織り方で作った生地のことを指します。
柔らかく滑らかな手触り、しなやかな質感で美しいドレープを作り出すのが特徴です。
サテン生地に使われる糸の素材は、シルク(絹)やポリエステル、綿などさまざまありますが、シルクを使った「シルクサテン」は特に光沢感が強く、ウエディングドレスにぴったり。
高級感があり、ドレープも美しい生地なので、ドレスでゴージャスさを演出したいときにもおすすめです。
③チュール
チュールは、六角形やひし形の網目となっている薄手のメッシュ素材です。
全体的に透け感があり、ふんわりとした軽やかさが特徴。
ドレスの華やかさや、花嫁の可憐さを演出するのにぴったりの生地です。
重なるほどボリューム感が増すので、スカート部分にチュールを重ねたドレスはとっても華やかな印象になりますよ。
ハリがあり格調高い「ハードチュール」はスカートやパニエに、柔らかい「ソフトチュール」はベールやドレスの飾りに使われることが多いです。
④オーガンジー
オーガンジーも素材の名前ではなく、生地の加工方法の一種。
薄い生地に特殊な加工を施して、半透明で上品な透け感のある軽やかな生地に仕上げています。
ハリ感があるのでゴージャスなボリュームを出しつつも、光を通す透明感の高さで軽やかな印象に。
シルクで作られた「シルクオーガンジー」はウエディングドレスにも人気の高級生地です。
軽やかな中にもシルクならではのハリ感と弾力性があり、高級感とゴージャスな雰囲気が演出できます。
⑤ジョーゼット
ジョーゼットは、日本のちりめん織物のようにザラザラとした「シボ(凸凹感)」がある生地です。
光沢は控えめですが透け感があります。
生地自体はとてもしなやかで薄く軽いのですが、シボの風合いがある分、ボリュームと重みが出て、美しいドレープを作ります。
体の形に程よくフィットして美しいドレスラインを作るので、スレンダーラインやマーメイドラインのウエディングドレスに用いられることが多いです。
シボが細かく繊細なほど高級感のある印象となります。
⑥タフタ
パリッとしたハリ感と独特のマットな光沢感がある生地です。
強いハリ感からシワの陰影が強く、立体感が出やすいため、プリンセスラインなどふんわりとした動きのあるウエディングドレスに向いています。
お色直しのカラードレスにもよく使われていますよ。
シルクでできた「シルクタフタ」は独特の光沢感があり、高級感と上品さもあるのでAラインのドレスにもよく用いられています。
ウエディングドレスの生地選びで大切なポイント
ウエディングドレスの生地選びで大切なポイントは、実際に見てみる、触ってみる、試着してみることです。
生地の名前が同じであっても、お店によって生地の質感や光沢、手触り、厚み、模様などが違うことは珍しくありません。
生地の種類によってドレスラインやスカートのドレープの出方も変わりますので、ぜひ試着して確認してみましょう。
なりたい花嫁のイメージや結婚式会場の雰囲気にあわせてウエディングドレスを選ぶのもひとつの方法です。
たとえば、上品でクラシカルな花嫁を目指すなら高級感のあるシルクやサテンがおすすめ。
シルクやサテンを用いたAラインやスレンダーラインのドレスは、荘厳なチャペルにもぴったりです。
かわいらしい花嫁に憧れているなら、ボリューミーなチュールのプリンセスラインドレスや、軽やかなオーガンジーのエンパイアラインドレスなどはいかがでしょうか?
チュールやオーガンジーは透明感のある生地なので、明るいガーデンウエディングでよく映えるでしょう。
こちらのコラムでも、なりたいイメージに合わせてウエディングドレスを選ぶヒントをご紹介していますので、ぜひご覧ください!
かわいいウエディングドレスは?おすすめのデザインや素材もご紹介
ウエディングドレス選びは生地の種類もチェックを!
ウエディングドレスは使われている種類によって、ドレスのシルエットやドレープの出方が変わります。
美しい光沢とハリ感のあるシルクやサテンは、高級感と上品さを兼ね備えているところが特徴です。
軽やかなチュールやオーガンジーは、かわいらしさや可憐さをさらに印象付けてくれるでしょう。
同じ生地の名前でも、お店によって素材が違ったり手触りや質感が違ったりするので、実際に見たり、触ったり、試着をして生地のチェックすることがマスト!
憧れの花嫁姿を叶えるにはどんな生地が良いのか、ドレスのデザインだけでなく、ぜひ生地の種類にもこだわって選んでみてください。