顔合わせのお店選びは重要!選び方や予約、支払いまで詳しくご紹介
こんにちは! 全国にウエディングステージを展開する「スタイルズ」です。
最近は結納をしない人が増え、顔合わせが両家の初対面になることも多いのではないでしょうか。
リラックスして和やかに話してもらえるように、顔合わせのお店はこだわって選びたいですね。
今回は、顔合わせで使うお店の選び方や、予約するときのポイントや当日までの流れを解説します。
また、どんな料理が人気なのか、支払いは誰がするのかといった疑問にもお答えします!
顔合わせのお店選びはどうする?決め方・予約について詳しく
顔合わせで使うお店は、料理がおいしいことはもちろんですが、他にもいくつか重視すべき点があります。
ここでは、お店の決め方と当日までの流れ、予約するときのポイントをご紹介します。
顔合わせをするエリアの決め方
顔合わせのお店を選ぶ前に、まずはだいたいのエリアを決めましょう。
顔合わせをするエリアで多いのは、下記のような場所です。
- 両家の中間地点
- 新郎新婦が暮らしているエリア
- 新郎新婦どちらかの地元
新郎新婦それぞれの実家が近所であれば、顔合わせを行うエリアは自ずと決まりますが、遠方の場合は「お互いの中間地点にする」ケースも。
あまりに遠方だと移動や宿泊に費用がかかるため、中間地点のエリアにすればどちらかの家に負担がかかりすぎるのを防げるでしょう。
また、新郎新婦が住んでいるエリアを見てみたいという両親の希望で、新郎新婦が暮らしているエリアで顔合わせを開催する方もいます。
そのほかに、両家、新郎新婦の三者の間で、体調面の不安や移動にかかる日数が取れないなど、移動しづらい理由がある場合は動けるほうが出向くという選択肢も考えられます。
いずれにしても、それぞれの親によく相談し、新郎新婦が間に入ってスムーズにいくようにまとめましょう。
顔合わせのお店の選び方
顔合わせを行うお店は結納ほどかしこまる必要はありませんが、ある程度フォーマルで、なおかつカジュアルすぎないお店を探しましょう。
お店選びでチェックしておきたいポイントを5つご紹介します。
①個室があるかどうか
両家顔合わせでは、個室がおすすめです。
自己紹介しているところを他の人に見られるのは恥ずかしいものですし、なによりザワザワした環境では落ち着いて会話ができない恐れがあります。
個室であれば、パーソナルな空間が確保できるでしょう。
②雰囲気が良い
顔合わせの目的は和やかな雰囲気で両家の親睦を深めることなので、リラックスできる雰囲気の良いお店を選びましょう。
中庭の庭園が眺められる料亭や、接客が行き届いているホテル内のレストランなどが良いですね。
お店によっては「顔合わせプラン」を用意していることも。
プランがあるお店は顔合わせでの利用に慣れているため、安心して利用できますね。
③料理の内容
顔合わせの料理は、普段の食事よりもやや格式高いものを選ぶのがおすすめ。
料亭を選ぶカップルが多いことや、慣れた箸で気兼ねなく食べてほしいといった理由から、和食が選ばれることも多いようです。
他には、料理の好みや、アレルギーなども確認が必要です。
料理については、また後で詳しく解説しますね。
④テーブル席か座敷か
顔合わせの平均所要時間は2時間半〜3時間といわれています。
正座をし続けるには負担が大きいので、テーブル席やイス席、掘りごたつ席など、長時間の会食でもリラックスして行えるように配慮したいですね。
⑤来店のしやすさ
駅近かどうかや、駐車場があるかなど、来店手段に応じて利用しやすいお店を選びましょう。
駅から遠いお店の場合は、新郎新婦のお2人が事前にタクシーを手配しておくなど、できるだけ両家の親に負担がかからないような心配りを。
顔合わせをするタイミング
両家の顔合わせ食事会を開くのは、それぞれの両親に結婚の挨拶をしてから1〜3か月以内、挙式の6か月前までが目安です。
結婚式が近づいてくると諸々の準備で忙しくなるため、顔合わせは早めに済ませておくのがおすすめです。
顔合わせ当日までの流れ
顔合わせをすると決めてから、実際に食事会を開くまでの流れを簡単にまとめると下記のようになります。
- 候補日をいくつか挙げる
- 両家の都合をすり合わせて実施日を決める
- お店を決める
- 予約する
- 日時・会場を共有する
1.候補日をいくつか挙げる
特定の日を指定してしまうと両家の予定を合わせるのが難しいため、顔合わせの日はいくつか候補日を挙げ、その中から選んでもらうようにしましょう。
2.両家の都合をすり合わせて実施日を決める
顔合わせは週末や祝日に行われるのが一般的です。
大安や仏滅などの六曜を気にする人、休みの日であればOKな人など、日柄については人によって考え方が異なるので、親の意見を尊重して決めましょう。
時間帯は昼に行うことが多いようですが、仕事などの都合があったり、遠方で会場まで行くのに時間がかかったりする場合は夜に行う場合もあります。
3.お店を決める
可能ならば、新郎新婦2人で下見に行ってみましょう。
お店のホームページや口コミサイトだけでは分からない、実際の雰囲気を知ることができます。
4.予約する
顔合わせを開くお店が決まったら、次は予約です。
予約するタイミングは、お店によってはあまり先の予約は受け付けていない可能性があるため、1〜3か月前くらいに予約するのが良いでしょう。
予約時には、顔合わせで使うことをお店側に伝えておくのが大切です。
また個室が何時間制なのか聞いておくのも忘れないようにしましょう。
5.日時・会場を共有する
お店が予約できたら、あらためて顔合わせの日時と場所を両家に連絡します。
あわせて、待ち合わせの場所と時間も決めておきましょう。
会場で初対面の両親同士が新郎新婦抜きで顔を合わせると間が持たなくなる可能性があるため、まずは駅などでそれぞれの家族で集まってから、会場で合流するのがおすすめです。
また、顔合わせの服装にマナー違反はありませんが、服装の格が違うと恥ずかしく感じる可能性も。
どんな服装にするか、新郎新婦お2人中心で話をまとめておくと良いでしょう。
【番外編】顔合わせ当日の進行を計画する
新郎新婦は挨拶の内容を考えたり、進行役を務められるように当日の流れをシミュレーションしたりしておくと安心です。
当日の始まりや締めの挨拶を新郎の父親にお願いしたい場合は、軽く内容を考えておいてもらえるように、あらかじめ頼んでおきましょう。
もちろん新婦の父親や双方の母親が挨拶してもOKです。
顔合わせで、誰にどんなタイミングで挨拶してもらえば良いのかお悩みの方には、「両家顔合わせの挨拶はこれでばっちり!誰にどのタイミングで頼む?」の内容がおすすめです。
顔合わせ当日の流れについては「両家顔合わせの流れは?当日までの準備やマナーも知っておこう」で詳しくご紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。
結婚記念品として婚約指輪を披露したり、両親に婚姻届の証人欄に署名してもらったりなどのセレモニーをしたい方は、当日忘れ物をしないようにしっかり準備しておきましょう。
新郎新婦と家族のプロフィールを書いたしおりを用意しておくのもおすすめ。
話が盛り上がるだけでなく、緊張して上手く話せないときのお助けアイテムとしても使えますよ。
顔合わせではどんな料理のお店を選ぶ?支払いについても確認!
先輩カップルは顔合わせでどんな料理を選んだのでしょうか。
選ばれることの多い料理や、支払い・費用相場について解説します。
顔合わせで人気なのはどんな料理?
「ゼクシィ結婚トレンド調査2021」によると、顔合わせをする会場で人気なのは料亭で、43.3%のカップルが選んでいます。
次点でレストランが25.7%、3番人気がホテルで16.9%です。
どんな年代の人にも受け入れられやすい和食を出す料亭が人気です。
レストランなら、フレンチなど少し格式のあるお店を選びましょう。
メニューはその場で注文する必要がなく、時間をかけてゆっくり楽しめるコースにするのがおすすめです。
食べるのに集中してしまうカニや、取り分けて食べるお鍋、席を立つ時間が長くなるビュッフェ形式などは避けたほうが無難でしょう。
顔合わせの支払いは誰?
顔合わせにかかった費用は、親をゲストとしておもてなしする意味を込めて新郎新婦が負担するケースが多いです。
当日は顔合わせ終盤にトイレに立つなどして離席し、ついでに支払いを済ませるとスマートです。
なお、当日に支払いの心配をさせないように、親にはあらかじめ自分たちが負担することを伝えておくと良いですね。
親にも負担してもらう場合は、お金の受け渡しは後日にしてもらいましょう。
顔合わせの費用相場は?
「ゼクシィ結婚トレンド調査2021」によると、食事を含めた顔合わせの費用は「5〜10万円未満」という人が45.3%を占めています。
顔合わせは新郎新婦と両家の両親の6人で行われるケースが多いため、およそ1人当たり1万円が目安です。
食事代以外にドリンク代や、お店によっては個室の利用料金やサービス料金がかかる場合もあります。
予算は余裕を持って見積もっておきましょう。
顔合わせのお店選びは、両家がリラックスできる雰囲気の良いお店に!
顔合わせのお店選びは、まずエリアを決めましょう。
エリアは両家の中間地点を選ぶことが多く、お店は個室のある雰囲気の良いところで、リラックスして会話が弾むのが理想です。
顔合わせのタイミングは、親に結婚の挨拶をして1~3か月以内に、結婚式を挙げる6か月前までに済ませておくと良いでしょう。
料理は和食が人気で、コース料理を選ぶとゆっくり食事を楽しめます。
顔合わせ食事会の費用の相場は5~10万円。
2人のために集まってくれた親をもてなす意味で、新郎新婦が費用を持つケースが多いですが、場合によっては3家族で分けることもあります。
当日の服装や待ち合わせ場所なども、新郎新婦お2人が中心となって話をまとめておくと良いですよ。