結婚が決まった!ご両親への挨拶はどうする?マナーや言葉の選び方
プロポーズの後、結婚式準備の前にしておきたいのがお互いの両親への挨拶です。
初めてお会いする場合はもちろん、今までお付き合いがあったとしても、緊張する瞬間だと思います。
だからこそ失敗しないよう、事前準備はしっかりしておきたいものですね。
今回はご両親への結婚の挨拶についてのお話。
どんな言葉を用意しておけばよいか、服装や訪問マナーの注意点はなにか、事前に知っておきたいポイントを詳しくご紹介します!
結婚が決まった!両親への挨拶の流れ、伝える言葉とは?
すでに相手方のご両親とお付き合いがあったとしても、改めて結婚の挨拶はするべき!
結婚すれば家族となる大切な方たちですので、ケジメとしても必ず挨拶の場を設けましょう。
まずは挨拶に伺う日程調整から
お互いの両親へ結婚したい相手がいることを伝え、挨拶に伺う日程を調整しましょう。
日程は2週間程度余裕をもって設定し、時間帯は食事の用意が不要な14時頃がベストです。
まずは女性の両親へ挨拶をして結婚の承諾をもらい、その後男性の両親へ挨拶に行くという流れがベストです。
事前にそれぞれの名前、年齢、職業、人柄、家族構成などを伝えておきましょう。
両親への挨拶ではどんな言葉を伝えるべき?
挨拶では「相手のことを大切に思っている」「ふたりで幸せな家庭を築いていきたい」「大切な家族だからご両親にも祝福されて結婚したい」といった思いを自分の言葉で伝えましょう。
男性・女性それぞれの挨拶例をご紹介します。
■男性から女性の両親へ
本日はお忙しいところお時間を作っていただきまして、ありがとうございます。
○○さんとお付き合いをさせていただいている●●と申します。
本日は私たちの結婚のお許しをいただきたく、ご挨拶に伺いました。
若輩者ではありますが、○○さんと一緒に幸せな家庭を築いていきたいと思っています。
必ず幸せにしますので結婚をお許しください。
■女性から男性の両親へ
●●さんとお付き合いをさせていただいている○○と申します。
先日●●さんからプロポーズをしていただき、私もお返事をさせていただきました。
●●さんと一緒に温かい家庭を築いていきたいと思っています。
ふつつかものですが、どうぞよろしくお願いいたします。
お互いの両親へ結婚挨拶。当日に気を付けたいマナーは?
結婚の挨拶は今後の関係性をつくるための大切な日。
お互いの両親への挨拶時に気をつけたいマナーをご紹介します。
服装は程よくフォーマルを意識
身だしなみを整えてお伺いするのは最低限のマナーです。
普段からフランクなお付き合いが合ったとしても、挨拶時の服装はぴしっと整えて行きましょう。
男性はスーツ着用がベター。
ジャケットとパンツスタイルでも良いですが、カジュアルになりすぎないよう注意しましょう。
無精髭や長い髪はだらしない印象を与えてしまうためNGです。
また、油断しがちですが足元は意外と見られるもの。
家にあがる際には靴を脱ぐので、きれいに磨いた靴を履き、靴下に汚れや穴がないかもチェックしておきましょう。
女性はワンピースやスカートのセットアップなど、上品で清潔感のあるスタイルがおすすめです。
椅子や畳に座る可能性も考えて、ミニスカートやタイトスカートは避けましょう。
ブーツは玄関での着脱に時間がかかってしまうので、避けたほうが無難です。
派手すぎるメイクや髪色、ネイルなどは嫌がる方もいるので、控えめにしておくのが好印象のポイントです。
手土産を持参して印象アップ!
訪問時には手土産を持参するようにしましょう。
手土産としてよく使われるのは日持ちのする洋菓子や和菓子、果物、相手のご両親がお酒を飲むならお酒も喜ばれます。
賞味期限が短いものや生ものは避け、せんべいなど「割れる」を連想するものも縁起が悪いと言われます。
事前に相手のアレルギーや好みなどを聞いた上で、喜んでもらえるものを選びましょう。
自分の地元の特産品なども、自己紹介や会話のきっかけとなるのでおすすめです。
意外と見られている立ち居振る舞い。訪問マナーもチェック
相手のお宅での振る舞いや言葉使いは意外と見られているものです。
基本のマナーをチェックしておきましょう。
■訪問&玄関先でのマナー
遅刻はもちろん厳禁ですが、早く着きすぎるのも迷惑になる場合があります。
約束の時間の2~3分ほど前に到着するのがベストでしょう。
玄関に入る前にコートは脱ぎ、脱いだ靴は玄関の端に揃えておきましょう。
■挨拶時のマナー
部屋に通された後は勝手に座らず、座るよう促されてから座りましょう。
また、座る前には名前を名乗って挨拶、手土産を持ってきている場合はこの時にお渡しします。
いきなり本題には入らず、まずは自己紹介をしてから趣味や仕事の話、季節の話など歓談をして場を和ませると、お互いの緊張も少しほぐれますよ。
結婚の挨拶と承諾を得た後は再び歓談をしてから、長居になりすぎないように2~3時間程度でお暇しましょう。
夕食や宿泊を勧められたとしても、初めての訪問では辞退するのがベターです。
すでに親しいお付き合いがある場合は、関係性によって判断しても良いでしょう。
■言葉遣いのマナー
普段はお互いのことを呼び捨てやあだ名で呼んでいても、ご両親の前では「〇〇さん」や「〇〇くん」と呼ぶようにしましょう。
またご両親のこともまずは「〇〇さんのお父さん」「〇〇さんのお母さん」など敬意をもって呼ぶようにしましょう。
まだ「お義父さん」「お義母さん」と呼ぶのは少し早いです。
両親への結婚挨拶で聞かれがちな質問とは?
両親への結婚挨拶時には下記のようなことを聞かれることが多いので、答えを準備しておくとスムーズに対応できますよ!
・入籍や結婚式はいつ頃するのか
・結婚後はどこに住むのか
・仕事はどうするのか
・相手のどんなところが好きか
・結婚しようと思った決め手はなにか
・どんな家庭を築きたいと思っているか
緊張してうまく答えられなくても心配はいりません。
お互いを思いやり、ふたりで一緒に努力していきたいという気持ちが伝われば大丈夫です!
両親への挨拶をしっかり行い結婚へ踏み出そう!
結婚とはお互いの両親とも家族となるもの。
すでに親しくお付き合いをしていたとしても、お互いの両親への挨拶はケジメとしてしっかりおこなっておきたいものです。
身だしなみを整え手土産を用意し、余裕を持って日程調整をしてから伺いましょう。
まずは男性が女性の両親から結婚の承諾をもらい、その後男性の両親へ結婚報告に向かうという流れがベストでしょう。
事前に相手のことを知っておき、質問されそうなことについて答えを用意しておけば会話もスムーズに繋がりますよ。
ご両親とお話するのは緊張するかもしれませんが、お互いを思いやり幸せな家庭を築いていきたいという思いが伝われば大丈夫です!