結婚挨拶は授かり婚の場合どう行う?タイミングや例文などを紹介
こんにちは! 全国にウェディングステージを展開する「スタイルズ」です。
結婚を決めるきっかけは様々あると思いますが、妊娠をきっかけに結婚する「授かり婚」もひとつの形です。
授かり婚で結婚を決めたなら、 両親への結婚・妊娠の報告やその後の生活の準備などを、出産までの限られた時間で進めなくてはいけません。
特に、お互いの両親への結婚挨拶は緊張するものとなるでしょう。
今回は授かり婚の場合での、お互いの両親への結婚挨拶についてご紹介します。
授かり婚の場合で結婚の挨拶はどのような流れで行うべきか。
両家顔合わせや、今後の生活のためにも2人で考えておきたいことなどもお伝えします。
授かり婚の場合での両親への結婚挨拶。流れや準備面は?
授かり婚では、出産までの限られた時間の中で結婚の挨拶や準備を進めていかなくてはいけません。
「順番がちがう! と言われてしまうかもしれない……」など緊張しますよね。
まずは授かり婚で、両家の両親へ結婚の挨拶をする際の流れについてご紹介します。
【1】病院で妊娠の確認をする
まずは産婦人科へ行き、妊娠の事実を確認しましょう。
現在の妊娠週数や予定日なども確認してくださいね。
【2】それぞれが自分の両親へ結婚と妊娠の報告をする
まずは2人それぞれ、自分の両親へ報告をします。
結婚するつもりであること、相手と一緒に挨拶に来るつもりであることも伝えましょう。
【3】2人でお互いの両親へ結婚の挨拶をする
2人そろって、お互いの両親へ結婚の挨拶に出向きます。
相手の都合を確認し、できるだけ早く伺いましょう。
まずは女性の両親へ挨拶をし、結婚の了承を得てから男性の両親へ挨拶に行くという順番が一般的です。
次に適切な服装や場所、手土産についても知っておきましょう。
服装
結婚挨拶の服装は、スーツやワンピースなどのセミフォーマルがおすすめです。
正式な結婚の挨拶となるので、身なりを整えて伺いましょう。
ただし、女性は妊娠中のため体に負担がかからないように配慮が必要です。
お腹を締め付ける服、体を冷やす服、ヒールの高い靴などは避けるようにしましょう。
場所
結婚の挨拶では、それぞれのご両親の自宅へ伺います。
しかし、遠方にあって妊婦に負担がかかる、事情により自宅に招けないといった場合は、近場の飲食店などで行うケースも。
その場合は、個室のあるレストランなどを予約すると良いでしょう。
手土産
挨拶で手土産を持参するのは大人のマナーです。
「気を遣わなくていい」と相手に言われたとしても、ちょっとしたものを持参することをおすすめします。
手土産の予算は2,000~5,000円程度が相場です。
日持ちのするお菓子を選ぶケースが多く、相手がお酒を飲む方ならお酒も喜ばれるでしょう。
授かり婚の結婚挨拶、ベストな内容や例文は?
授かり婚の結婚挨拶でしっかり伝えるべきポイントは以下の4点です。
- 結婚するつもりで真剣にお付き合いをした中で妊娠が判明した
- 喜んで結婚したいと思っている
- 妊娠の順序が逆になってしまったことへの謝罪
- 2人の結婚への承諾のお願い
上記のポイントを含めた、結婚挨拶の例文をご紹介します。
女性の両親への挨拶
女性の両親への挨拶は、男性が行います。
本日はお忙しい中お時間をいただきましてありがとうございます。
〇〇さんとお付き合いをさせていただいている、□□と申します。
本日はご両親に結婚のお許しをいただきたく、伺いました。
今回は結婚と妊娠の順序が逆になってしまい大変申し訳ありません。
しかし私は以前から結婚を意識したお付き合いをしていました。
今後も〇〇さんと子どもを精一杯守っていきたいと思いますので、どうか結婚を認めていただけますでしょうか。
男性の両親への挨拶
男性の両親への挨拶は、女性が行います。
まずは男性が話を切り出し、その後女性が続く流れになると良いと思います。
本日はお忙しい中お時間をいただきましてありがとうございます。
□□さんとお付き合いをしています、〇〇と申します。
□□さんと2人で話し合い、結婚を決意しました。
お腹の中には2人の赤ちゃんがいて、現在〇ヵ月です。
若輩者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
相手の両親と初めて会う場合はもちろん、もともと面識がある場合でもマナーを守り、丁寧な挨拶を心がけましょう。
場合によっては「順番が違う!」と怒られたり、結婚に反対されてしまったりするかもしれません。
しかし、それもご両親が子どものことを真剣に考え、心配しているからこそのはず。
反対されてしまった場合はその場で食い下がらず、その日は一度帰りましょう。
「本日は貴重な時間をいただきありがとうございます。改めてお時間をいただければ幸いです。」と伝え、折を見て再度挨拶に伺いましょう。
授かり婚で両家顔合わせはどうする? そのほか考えるべきこと
結婚挨拶のあとには、ぜひ両家顔合わせを行いたいもの。
新郎新婦と両家の両親が集まって食事をする「両家顔合わせ」は、これから親戚となる両家をつなぐ大切なイベントです。
新郎新婦と、お互いの両親の都合と好みを考慮しながら準備を進めましょう。
個室のあるレストランや料亭などを利用するのが一般的です。
結婚式をする予定であれば、結婚式前には両家顔合わせを行いたいものですね。
ただし妊娠初期は、妊婦の体調の変化も大きく不安定な時期です。
妊婦の体調を優先しながら無理せずに予定を組みましょう。
両家顔合わせの準備やマナー、当日の流れについてはこちらでも詳しくご紹介しています。
結婚に向けて、こんなことを考えていこう
授かり婚では出産までの限られた時間の中で、結婚に向けてたくさんのことを決めて行かなくてはいけません。
こんなことを2人でしっかり話し合っていきましょう。
- 入籍の時期
- 新居をどうするのか
- 結婚式を行うのか、行うならその時期
- 出産後に仕事を続けるのか
- 新婚旅行はいくのか
- 新生活をはじめる貯蓄があるのか
近年は4組に1組がマタニティウェディングといわれ、妊娠中に結婚式を挙げるカップルは珍しくありません。
しかし、日程に時間がなかったり体調や体形の変化があったりと、マタニティウェディングには不安がつきものです。
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マタニティ婚の注意点や体験談については、こちらで詳しくご紹介しています。
授かり婚の結婚挨拶はていねいにマナーを守って
妊娠をきっかけに結婚を決める授かり婚。
出産までの限られた時間の中で結婚に向けた準備を進めていかなくてはいけません。
病院で妊娠を確認したら、お互いの両親に結婚・妊娠の報告をし、2人で挨拶に伺いましょう。
相手の両親と面識や関係性があったとしても、ここでは正式な結婚挨拶としてマナーを守って丁寧な対応が求められます。
結婚と妊娠の順序が逆になってしまったことを謝罪したうえで、結婚の決意を伝えましょう。
その後は両家顔合わせや結婚式、新居の準備などやることはたくさん。
妊娠中の体調に配慮しながら、2人で協力して無理せず進めていきましょう。