新郎の背が低い場合のタキシード選びを解説!写真撮影のポイントも
こんにちは! 全国にウエディングステージを展開する「スタイルズ」です。
結婚式で素敵なスタイリングをしたいのは新郎も同じ。
体型の悩みをカバーして、自分に似合うタキシードを見つけたいものですよね。
今回は、背が低い新郎のタキシード選びを解説!
小柄なタイプの新郎に似合うタキシードの選び方や、新婦との身長差が気になる場合の対策、バランスよく素敵な写真を撮影するためのポイントなどをご紹介します。

新郎の背が低い場合のタキシード選びのコツ
背が低い新郎の場合、タキシード選びのコツは以下の2つです。
- ジャケットに着られている感を出さない
- 上半身にポイントを作り、視線を上に上げる
まず、ジャケット丈が短いものを選ぶのがバランスアップの基本。
タキシードの種類の中では、モーニングコートやテールコートがおすすめです。
■モーニングコート
ジャケットの前裾から後ろ裾に向かって斜めに丸くカットされていて、後ろ裾が長いデザイン。
スラックスにはストライプが入り、縦ラインを強調してくれます。
■テールコート
ジャケットの前丈がウエストあたりと短く、目線を上に上げる効果があります。
長く伸びた後裾には、ツバメの尾のように切れ込みが入っているのがポイントです。
一方、ジャケットの丈が長いデザインは、背が低い新郎にはおすすめできません。
タキシードの種類でいうと、膝まである長いジャケットが特徴のフロックコートなどがこれにあたります。
フォーマル感の高いスタイルですが、長いジャケットが重たく見え、小柄な新郎にはバランスが悪く見えてしまいます。
タキシードの色は、白やアイボリー、ベージュなどの膨張色がおすすめです。
フォーマルシーンで定番の黒やネイビーなどは、小柄さを強調してしまうので避けた方が無難でしょう。
上半身にポイントを作り、目線を上に集めてバランス良く見せる方法もありますよ。
- タキシードの襟のデザインは、ジャケットの身生地(みきじ)と色を変える
- カラフルなネクタイを選ぶ
- 胸元のポケットチーフに華やかなカラーを持ってくる
新郎の体型に合わせてタキシードを選ぶポイントは「結婚式のタキシード、選び方のポイントは?体型別におすすめもご紹介」でもご紹介していますので、ぜひご参考ください。
新郎と新婦の身長差が気になる場合はどうする?
新郎と新婦が並んだとき、バランスが良く見える身長差は10~15cm程度といわれます。
新婦はウエディングドレスのスカート丈に合わせてヒールの高いウエディングシューズを履くことも多く、新郎と新婦の身長のバランスが崩れてしまうかも?
新郎の背が低い場合、「ウエディングシューズを履いた新婦の方が身長が高くなってしまった!」なんてこともあるかもしれません。
そんなときには、男性もシューズで身長の底上げをするという方法がありますよ。
靴底が高いシークレットシューズや、靴の中に入れて底上げをするインソールなどがあり、7cm程度身長を高く見せることが可能です。
シークレットシューズやインソールはドレスショップでレンタルすることもできるので、試着の際にぜひ相談してみてくださいね。
新郎の背が低い場合の写真撮影のポイント

新郎の背が低い場合、ウエディングフォトをバランス良く撮影するポイントも確認しておきましょう。
二人が並んで立つ構図ではなく「新郎が立って、新婦が座る」という構図だと、身長差が気になりませんよ。
バストショット(顔から胸元までの位置)で撮影したり、お姫様抱っこで撮影するのも良いですね。
顔を寄せたり、抱き合ったりしている様子をアップで撮影するのも、身長差が目立たないのでおすすめです。
二人が立って撮影する場合は「新婦が新郎のやや後ろに立って、遠近感を利用する」「階段や坂道の高さを利用して、新郎が高い位置に立つ」といった構図も良いでしょう。
遠近感や段差、イスなどを利用して新郎の背を高く見せるのも、ウエディングフォトではスタンダードな構図。
後から見返しても違和感がないでしょう。
挙式や披露宴でのスナップ写真を素敵に撮影するポイントはこちらのコラムでもご紹介しています。
結婚式のスナップ写真で後悔しないために!撮っておくべきショットは?
背が低い新郎に似合うタキシード選びはバランスアップがコツ!
新郎の背が低い場合は、ジャケット丈が短いタキシードを選ぶのが正解。
モーニングコートやテールコートを選ぶのがおすすめです。
タキシードの色は、引き締め効果のある濃い色を避け、白やベージュなどの明るい膨張色を選んでみましょう。
襟にデザインがあるものや、カラフルなネクタイ、ポケットチーフなどで視線を上に上げることで、バランスよく見えますよ。
花嫁との身長差が気になる場合は、シークレットシューズやインソールで身長の底上げも検討を。
ドレスショップでレンタルもしているので、ぜひ相談してみてください。
写真撮影時には遠近感や階段などの段差を上手に使って、身長バランスの調整を。
バストショットや上半身アップで撮影する、お姫様抱っこなどのポーズも、身長差が気にならないのでおすすめです。