両家顔合わせの挨拶はこれでばっちり!誰にどのタイミングで頼む?
こんにちは! 全国にウェディングステージを展開する「スタイルズ」です。
結婚式の前に両家の家族が集まって挨拶や食事をする両家顔合わせ。
両家顔合わせは結納ほど堅苦しいものではないですが、両親同士がここで初めて顔を合わせるというケースも多く、挨拶や進行などもしっかり準備が必要です。
今回は、両家顔合わせの流れのうち「挨拶」について解説します。
誰がどんなタイミングで行い、どんな内容の挨拶が必要となるのか。
挨拶の例文やマナーも踏まえてご紹介しますね。
両家顔合わせでの挨拶。どんなタイミングで誰の挨拶が必要?
結婚前に行う両家顔合わせは、これから家族となる両家をつなぐ大切なイベント。
新郎新婦とその両親が集まって食事会を行うことが一般的ですが、ただの食事会で終わらないためにもポイントをおさえた挨拶が大切です。
両家顔合わせの流れの中で、誰がどんなタイミングで、どんな挨拶が必要かを順にご紹介します。
【1】進行役が始まりの挨拶を行う
両家の家族がそろったら、進行役が開式の挨拶をします。
集まってもらったお礼や、これから食事と歓談で交流を深めるという旨を話します。
ここでは新郎か新郎の父、または新婦の父が行うことが多いです。
【2】家族紹介と自己紹介
新郎と新婦がお互いの両親を紹介し、それを受けて両親がそれぞれ挨拶と自己紹介をします。
この後の歓談での会話のきっかけとなるような自己紹介ができるとよいでしょう。
【3】乾杯の挨拶をして食事をスタート
食事が運ばれてきたら乾杯の挨拶をし、食事と歓談をスタートします。
乾杯の挨拶は簡単なものでOKです。
新郎か新郎の父、または新婦の父が行うことが多いです。
【4】終わりの挨拶
会食は2時間半~3時間程度で終了することが多いです。
新郎の父に締めの挨拶をしてもらいます。
【5】新郎新婦ふたりからお礼の挨拶
会食の最後には、新郎新婦から両親へのお礼と感謝の言葉を述べます。
家族へ今までの感謝の気持ち、今後の抱負などを伝えましょう。
両家顔合わせでの挨拶は、新郎や新郎の父、新婦の父など男性がリードして進めることが多いです。
しかし、決まりはないので自由に決めても問題ありません。
顔合わせ当日の流れやマナーについては、こちらでも詳しくご紹介しています。
両家顔合わせの挨拶内容はどう考える? 具体的な例文をご紹介!
両家顔合わせの代表的なシーンで行う挨拶内容の考え方や例文をご紹介します。
始まりの挨拶
両親同士が初対面となるケースも多く、まだお互いに堅苦しさが残るタイミングです。
まずは、この会を開いた趣旨、集まってくれたお礼、お祝いの言葉などを手短に述べましょう。
■例:新郎の父
本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
食事や歓談をしながらふたりの結婚を祝いたいと思います。
短い時間ですがどうぞよろしくお願いします。
家族紹介と自己紹介
食事が運ばれてくる前に、家族紹介をします。
新郎新婦がそれぞれの両親を紹介するのか、それを受けて両親が自己紹介をするのかどうかを決めておきましょう。
■例:新郎新婦がそれぞれ紹介する場合
〇〇(新郎)家を紹介します。父の〇〇、母の〇〇です。〇〇家は温泉巡りが好きで、幼いころから旅行といえば温泉巡りでした。よろしくお願いします。
■例:家族がそれぞれ自己紹介をする場合
〇〇(新郎)家を紹介します。父の〇〇です。
父「〇〇(新郎)の父の〇〇です。ゴルフが趣味でつい先日も回ってきたばかりです。よろしくお願いします。」
新郎新婦からの感謝の言葉
両家顔合わせの締めには、新郎新婦のふたりから挨拶を行います。
両親への感謝の気持ちや今後の抱負を伝えましょう。
新郎が代表して話すのか、ふたりそれぞれ話すのかを決めておきましょう。
■例:新郎
本日は私たちの結婚に際し、このような時間を設けていただいてありがとうございます。
私たちも力を合わせてお父さん、お母さんのような温かい家庭を気付いていきたいと思います。
今後も温かく見守っていただけると嬉しいです。
両家顔合わせの挨拶で気を付けたいマナー
両家顔合わせは家族のみでの食事会ですが、結婚に向けた大切なイベント。
ただの食事会、飲み会ではないので、挨拶はできるだけきちんと行うことをおすすめします。
挨拶は省略せず、タイミングを設けて立ち上がって話すようにしましょう。
とはいえ、堅苦しくなりすぎるのもよくありません。
親子や両家の関係性を考えながら、挨拶の内容や言葉遣いを選んでください。
素直な気持ちを自分たちの言葉で伝えることが一番大切です。
楽しい歓談に食事やお酒も進みますが、飲みすぎないように気を付けてくださいね!
両家顔合わせの挨拶は大切!タイミングや内容を考えよう
結婚に向けての両家顔合わせは、これから家族になる両家のつながりを作る大切なイベント。
ただの食事会、飲み会で終わらないためにも挨拶のタイミングとポイントをおさえることが成功のカギです。
顔合わせの最初と最後、家族紹介や両親への感謝の言葉などが代表的なタイミングです。
挨拶はできるだけきちんと、しかし堅苦しくなりすぎないよう自分の言葉で気持ちを伝えましょう。