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新郎のチーフはハンカチとは違う?選び方や折り方をご紹介!

結婚式で新郎が着るタキシードの胸ポケットに飾られるポケットチーフ。

あのチーフがただのハンカチだと思っている人はいませんか?
ポケットチーフとハンカチはその目的や選ぶ素材が違うんです。

今回は新郎の胸に飾られるポケットチーフについてのお話。
チーフの用途や選ぶべき色、素材、胸に飾る時の折り方などをご紹介します。

チーフは新郎の胸元を飾るのが目的。ハンカチとは違います!

チーフとは新郎のジャケットの胸ポケットに挿している布のことで、ポケットチーフとも言います。
これは涙や汗をぬぐうためのハンカチとは違います。

チーフはスーツを飾るための『ファッションアイテム』。
必ずチーフを挿さないといけないというわけではありませんが、
チーフを胸ポケットに飾ることによってフォーマル感が増すのと同時に、
新郎のタキシードをぐっとオシャレで華やかに仕上げてくれます。

フォーマルな場である結婚式では新郎必須の装飾アイテムとも言えますね。

元々はエチケットとして持っていた、もしくは婚礼の儀式の中で儀礼的な意味合いで
持っていたハンカチが装飾的な意味合いへ変化したものとも言われています。

新郎用チーフの色や素材の選び方

チーフの色については厳密な決まりはありません。
しかし、結婚式では白かシルバーグレーが基本カラーとなります。

教会で行う格式の高い式には白いシルクのチーフがベストです。

素材についてはシルクとリネンの2種類が代表的です。
フォーマル感の高い式や夕方以降のパーティーには光沢のあるシルクを使いましょう。
昼間の式やパーティーなら光沢のないリネンのチーフでもOKです。

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カジュアルな式ならカラフルなチーフでオシャレに決めてもOK!

友人が中心のカジュアルなウェディングパーティーや二次会などの場では、
カラフルなチーフや柄物のチーフでがらっと雰囲気を変えるのもおすすめです。

例えば、こんなコーディネートはいかがでしょうか?

・カラーシャツやカラーネクタイの色と合わせて統一感を出す
・シャツやネクタイと同じ色味を使った柄チーフで華やかに
・花嫁のカラードレスの色と合わせる

花嫁のカラードレスの色に合わせたチーフでさりげないペアルックも素敵ですね♡

新郎のチーフの折り方・挿し方4選!

新郎が胸元にチーフを飾る時のチーフの折り方の中から、代表的な4種類をご紹介します。

スリーピークス

ポケットから3つの角が見える折り方で、最もフォーマルな形です。
ブライダルには最適な形で、教会での格調高い式などにも問題なく使えます。

【折り方】
1)チーフを裏向きに置き、三角形になるように半分に折る
2)それをさらに半分の三角形に折る
3)上に重なった角を少しずらして、2つの角が見えるようにする
4)さらに半分に折り、3つの角が見えるようにする
5)胸ポケットの深さに合わせて下の部分を折ってサイズを調整し、3つの角が見えるように胸ポケットに入れる

ほんの少しだけカジュアルダウンしたい時は、角を2つだけ見せる「ツインピークス」もおすすめです。

スクエア(TVフォールド)

ポケットから四角い形でチーフが見える、オーソドックスな形です。
フォーマルからビジネス、カジュアルまで様々なシーンで使えます。

【折り方】
1)チーフが長方形になるように真ん中から半分に折る
2)さらに半分に折り、1/4サイズの正方形にする
3)右側1/3程度、左側1/3程度をそれぞれ手前に折って細くする
4)胸ポケットの深さに合わせて下の部分を折ってサイズを調整し、胸ポケットへ入れる

パフド

ふんわりと丸いフォルムが柔らかい印象の折り方です。
華やかですがカジュアルな印象なので、ややカジュアルな式や二次会などに向いています。

【折り方】
1)チーフの表側を上にして開いて置く
2)チーフの中央部分を軽くつまんで持ち上げる
3)もう片方の手でチーフの真ん中を握り、つまんでいた反対の手をはなす
4)握った手の下部分のチーフをポケットの高さに合わせて折り、ポケットに入れた後上部をふんわり整える

クラッシュ

チーフの四隅をポケットから無造作に覗かせる華やかなスタイルです。
カジュアル度が高いので二次会などのシーンにおすすめです。

【折り方】
1)チーフの表側を上にして開いて置く
2)チーフの中央部分をつまんで持ち上げ、反対の手でチーフを絞るように細くまとめる
3)つまんだ側が下部になります。ポケットの深さに合わせて折り曲げてサイズを調整する
4)チーフの4隅を立て、バランスを調整しながらポケットに入れる

ちなみに、ポケットチーフの大きさは小さいもので一辺が25センチメートル、
標準で38センチメートル、大きいもので45センチメートル程とさまざまなサイズがあります。

折り方やスーツポケットの深さによっては大きめのサイズが良い場合もありますが、
新郎が使うチーフは色々な折り方に対応できる標準的な大きさのものでOKです。

要チェック!新郎にとってハンカチも大事なアイテム

これまでポケットチーフのお話でしたが、通常のハンカチも必須アイテム!
手紙を読みながら涙してしまう新婦。そこへ横で見守る新郎がさっとハンカチを差し出す。
そんなシーンを見たことがある人も多いでしょう。
新郎はジャケットの内ポケットにハンカチを入れておき、新婦をさりげなくサポートしてあげてくださいね。

用意するのはシンプルな白いハンカチ。
タオル地など厚みのあるハンカチはポケットが膨らんでしまいますし、ビシッと決めている新郎には合いません。
シルクや綿など薄手のハンカチを忘れずに用意しましょう。

ポケットチーフを上手に使って新郎のオシャレを格上げ!

ポケットチーフは新郎のタキシード姿をぐっと華やかに仕上げてくれるオシャレアイテム。

フォーマルなブライダルシーンでは白いシルクのチーフが基本ですが、
カジュアルなウェディングパーティーや二次会などではカラーチーフや柄物の
チーフなどで華やかに装うのも素敵ですね。

胸ポケットへ入れる時のチーフの折り方も、色々な種類があるのでシーンに合わせて楽しんでみましょう!

装飾アイテムの少ない新郎だからこそ、ポケットチーフで個性を演出してみてはいかがでしょうか。

 

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